医療保険の種類は

医療保険にはまず大きく二種類あり、「終身保険」と「定期保険」があります。
保険料の払い込み期間や払い込み金額が異なり、どちらが有利かという基準はありません。

1、終身保険

終身保険は期間の定めがなく一生涯保障が続く保険です。解約しない限り、同じ保障内容が老後も含め一生涯続きます。途中で保険の更新や見直しの必要はありません。年齢が若いほど契約時の保険料は安くなります。そのため、途中で解約し、再度契約をすると払い込み保険料で損がでる可能性があります。更新がないため保険料は一定です。
終身保険の保険料の支払い方法は二種類あります。

・終身払い:保険期間と保険料払込期間が同じ。保障が終わるまで保険料を払い続けます。
有期払いに比べ、保険料総額は高くなります。
→収入に比べて保険料負担が大きい場合の方法として有効的です。

・有期払い:保険期間より短い期間で保険料の払込みが終わる。払込み期間が短いほど、一回あたりの保険料の払込み総額は少なくなりますが、毎回支払う保険料は終身払いより高くなります。
→高齢になったときの支払いをなくしたい、保険料負担に余裕があるときの方法として有効的です。

2、定期保険

定期型は1年や10年などの決められた年数を保険期間としています。定められた保険期間が満了すると、保障が終了しますが、自動更新されるのが一般的です。年齢が若いと保険料は割安ですが、年齢とともに保険料は上がるので高齢になるほど保険料負担が大きくなります。ただし、契約の更新ができるのは70歳頃までのものが多く、それ以降は別の医療保険に入り直す必要が出てくる場合があります。また、65歳で更新できずに保障が終了することもあります。
定期型は保険期間中の保険料は変わりませんが、保険期間が満了して更新をすると、基本的に保険料が上がっていきます。

現在の家計状況では、支出が多いため、保険料の負担を少なくしたいという方に向いています。